「お願いだから眠って〜」親を悩ませる「赤ちゃんの夜泣き」対処法は?
慣れない育児に疲れて眠りたいのに、赤ちゃんがぐずってなかなか眠ってくれない・・・、 「夜泣き」「寝ぐずり」は昔から、親を悩ませてきました。
原因は空腹、環境への不快感、気温や光といった環境変化に敏感なためなど、
さまざまな説があります。
アンケートデータバンクでは、協力サイト上で10代〜70代の男女を対象に
「夜泣きの対処方法何かありますか?」
という質問「夜泣きの対処法」についてアンケート調査を行いました。
(回答数は705件、うち女性590件・男性115件)
親から聴いた体験談、今悩んでいるパパ&ママの試行錯誤、 過去の子育て経験などから多くの声が集まりました。
夜泣きに対処できたママ・パパからのアドバイスを参考にされてください。
対処法トップは「抱っこする」14.5%、スキンシップで赤ちゃんを落ち着かせる
最も多かった対処法は「抱っこ」で、14.5%の回答がありました。
他にも「添い寝」「あやす」「背中をなでる」など、赤ちゃんとスキンシップを取る対処法の
合計は24.4%と全体の4分の1を占めました。
抱っこのコツは「赤ちゃんを安心させる」こと。
回答には
「親のイライラした気持ちは子どもに伝わるから、リラックスした気持ちで抱く」、
「泣くのは当たり前と、どっしり構えてやさしく抱いてあげる」
という抱く側の精神状態が、効果につながった体験が寄せられています。
抱っこだけでなく、泣き始めると「授乳」をするケースは5.5% 。
満腹感が睡眠を誘う意味と、抱っこと同じく赤ちゃんが安心感を持つ意味があるようです。
また「胸の上で抱いて心音を聞かせる」という回答も見られました。
市販されている心音入りのCDを聞かせた人も。
また、お腹の中にいる時に聴いている音と似た
「テレビのザーッという砂嵐の音を聞かせると泣きやむ」
という回答が複数ありました。
赤ちゃんの気持ち、赤ちゃんが見えている・覚えている世界を想像して
対処をしてみると良いかもしれません。
赤ちゃんの生活リズムに注目!「昼間よく遊ばせる」が9.2%
「抱っこ」の次に多かったのが「昼間よく遊ばせる」というもの。
9.2%と、1割近くの回答がありました。理由として、日中に疲れさせて熟睡を誘う効果と、 日光に当たることで睡眠サイクルを整える効果を挙げられています。
同じく睡眠を調節する方法で「昼寝を減らす」ことで対処をしている家庭もありました。
また
「寝る前に興奮させない」
「同じ時間に寝かしつける」
「お風呂に入れてリラックスさせる」
のように、寝る前の環境づくりがポイントという声も。
大人はつい豆電球などをつけがちですが「部屋を真っ暗にする」という回答もありました。
パパの出番?「ドライブ」で夜泣き解消は7.0%
子どもがいない家庭では意外に思うかもしれませんが、対処法で目立ったものに
「車に乗せる」
「ドライブへ行くと眠る」
がありました。
車の振動が心地よい、環境が変わることで赤ちゃんの気持ちが落ち着くなどの理由が
挙げられるようです。
「主人と深夜のドライブ。これで夫婦の危機が回避された」
「30分ほどでも主人が連れ出してくれることで、子どもと距離がおけて助かった」
という意見があり、父親が協力できる育児の1つとも言えそうです。
さらに、赤ちゃんが寝ぼけていることから「夜泣き」「寝ぐずり」が継続すると考えられます。
「電気をつけて、きちんと目を覚まさせる」
「しばらく遊んだ後で、もう一度寝かしつける」
など「一度起こす」ことで対応したという回答は、3.7%ありました。
一生夜泣きが続くわけじゃない・・・「気長に対応」は10.5%
「泣かせるだけ泣かせれば疲れて寝る」
「時がくれば必ずおさまる」
と気長に考えることが一番の対処法だと答える回答が10.5%ありました。
「夜これだけ泣いているなら明日は昼寝してくれるな、その時に一緒に寝よう」
とポジティブに考えることが育児を楽しくするコツという意見も。
その他、「鍼(ハリ)治療」「漢方薬」といった東洋医学を活用したという意見がありました。
「小児バリ」は刺すのではなく、肌の表面に摩擦などで刺激を与える程度のもの。
体の中にこもった熱を発散させることで、赤ちゃんの状態を穏やかにするという説が
あります。
「小児鍼に1週間通うとピタッと止まります」
「即効果がありました」
という実体験が寄せられました。
アンケートを整理すると
1位 「抱っこ」 14.5%、 2位 「気長に対応」 10.5%、 3位 「昼間よく遊ばせる」 9.2%、 4位 「ドライブ」 7.0%、 5位 「授乳」 5.5%
と、圧倒的に効果がある対処法は特になく、その時々の子どもの様子を見ながら
使い分けていくのがポイントと言えそうです。
全体的に「親がリラックスして赤ちゃんに接する」ことの重要性に触れた回答が多く、
1人で悩むお母さんが多い育児環境の表れなのかもしれません。
(データ概要) 調査主体 :アンケートデータバンク 集計期間 :2007/03/15〜2005/05/14 集計場所 :協力サイト上 対象者 :サイト訪問者 質問内容 :夜泣きの対処方法何かありますか? 回答数 :705(女性 590 男性 115) データ形式:エクセル2003で作成 販売価格 :1,050円(税込)
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