お祝いごとではないので悩んでしまう「香典返し」、どんなものを選べば間違いない?
結婚式の引き出物や内祝いなどの『おめでたいこと』は「どんなものを贈ればいいか」の
情報が手に入りやすいですが、「香典返し」については知らない人が多いかもしれません。
マナーとしては、いただいた金額の半分ほどの品を返す「半返し」が主流。
地域によっては「いただいた金額の3分の1」を目安にするなど、マナーが異なります。
地元の人に確認しておいた方がよいでしょう。
では、何を贈ればよいのでしょうか?
アンケートデータバンクでは
「香典返しに贈ったもの」
について尋ねてみました。
(回答数は290件、うち女性173件・男性117件)
「香典返し」を贈ったりもらったりした経験者による回答のため、 実際にやりとりされた品がわかる結果になっています。
「香典返し」の参考にされてください。
お茶・海苔・コーヒーなど、ストックがあっても困らない「食べ物」が1位
香典返しの1位は「食べ物」(43.8%)で、半数近くの回答がありました。
中でも一番人気は「お茶」。
「お茶は、自宅でもお客様用でも消費するものですので、一番便利ではないでしょうか」
と、いくらあっても困らないものとして人気があります。
金額に応じたお茶の詰め合わせがあるので、贈りやすいですね。
保存が利くのも喜ばれる点です。
同じ理由で「海苔」「コーヒー・紅茶」「砂糖」が、食べ物の中では人気商品でした。
「残るものだと人それぞれの趣味があり、使っていただけなかったら悲しいので、
食べてなくなってしまうものを香典返しにすることが多いです。
カステラやゼリーなどをよく使います」
というコメントのように、香典返しには「形が残らないもの」を選ぶと失敗がありません。
上記のお茶や海苔以外では「お菓子の詰め合わせ」「うどん」「お酒」などがありました。
「香典返しは生前に祖父が好きだった、和菓子とお茶のセットでした。
生前の祖父を知る人に贈るので、良かったと思っています」
このように、故人をしのばせる品やその土地の特産品を選ぶのもいいですね。
2位「生活用品」に3位「ギフト券」が迫る・・・若い人ほど「好きなものを選びたい」
2位の「生活用品」が27.6%、3位「ギフト券」が24.1%で、差が大きく開きませんでした。
「生活用品」は、1位の「食べ物」と同じく、たくさんあっても困らないものという観点から、 昔から香典返しに使われてきました。
「タオル・ハンカチ」「洗剤・石けん」といった気軽に使えるものが選ばれています。
一方、3位の「ギフト券」で最も多いのは「カタログギフト」。
続いて「商品券」や「お米券」「ビール券」などがありますが、 金額がダイレクトにわかってしまうため「カタログギフト」の方が人気です。
「私がいただいて一番良かったのは、カタログギフトです。普段、香典返しで
贈らないような商品でも、いただく側にしたら家で使えるものが一番嬉しいです」
とコメントにあるように、好きなものが選べるカタログ大歓迎!という場合と
「最近のカタログギフトは、気難しい人は嫌がるようなので・・・」
と、年配でしきたりを気にする人には向かないケースがあります。
商品を交換する手続きが面倒という声もあり、贈られる側の年齢に応じて
「カタログギフト」とそれ以外の品を使い分けるといいでしょう。
4位「食器」 5位「寝具」は少数意見、「形が残るもの」は難しい?
4位「食器」は1.4%、5位「寝具」は1.0%と、3位と大きく差がつく結果となりました。
「以前は食器類が多かったように思いますが、最近はカタログギフトが増えてきました」
と、昔より収納スペースが減っている、自分の趣味を大事にする人が増えたという点で、
食器の贈り物は敬遠される傾向にあるようです。
ただ「ブランド物の小皿」を、もらって嬉しかったものに挙げているコメントも。
相手の趣味がわかっている場合や、小さなものであれば喜ばれると思います。
5位の「寝具」は、毛布やタオルケットなど。
地方に多い、来客が多い家や広い家では歓迎されそうです。 都会の家庭では収納場所に困ることが予想されますので、避けた方がいいですね。
基本的に「形が残る香典返し」は、現代のマナーからは外れつつあるというのがアンケート結果からわかります。
「数が多い」「手間がかかる」など・・・不安な時は葬儀社に任せてもOK!
「お茶などの詰め合わせセットにしました。
内容は斎場のプランで用意してもらったものでしたね」
と、業者に任せてしまうのも1つ。
以前にご紹介した「葬儀から49日までで大変だったことは?」というアンケートで
「いただいた香典の名簿管理と香典返し」を挙げている人が多くありました。
葬儀や大事な人を失った悲しみで疲れて、香典返しまで気が回らないことも考えられます。
参列者が多い場合は、葬儀社に段取りを任せてしまっていいでしょう。
ただし
「金額に応じてタオルケットや毛布などにしましたが、一部の商品に
のし紙がついてなかったりしてもめました。
もう一度、いずれは葬儀を行わなければならないので、信用のおける店選びが
出来ればと考えます」
という体験談が回答にありました。
香典返しの金額にバラつきがある場合、業者選びに注意したいものです。
アンケートを整理すると
1位 「食べ物」 43.8%、
2位 「生活用品」 27.6%、
3位 「ギフト券」 24.1%、
4位 「食器」 1.4%、
5位 「寝具」 1.0%
という結果でした。
その他の意見としては
「お香セットはいかがでしょうか。現代のせわしない世の中にあって一時の安らぎを
求めている方々に、喜ばれるのではと思いました。
私も10年前にいただいてから、時々香を楽しんでおります」
「過去に一番喜ばれたのは、風呂敷と筆ペンセットでした」
と、個性的な贈り物を選ぶ人もいました。
精神的に余裕があれば、頂いた金額・贈る相手の年齢・地元の慣習・故人の人柄などを
考えて香典返しを選ぶのも、故人の供養につながるのではないでしょうか。
今回のアンケートを参考にして、家族と相談しながら選んでみてください。
(データ概要) 集計期間 :2007/04/06〜2007/5/27 集計場所 :協力サイト上 対象者 :サイト訪問者 質問内容 :香典返し(49日以降にする香典への返礼)は、 どんなものにされましたか? 回答数 :290(女性 173 男性 117) データ形式:エクセル2003で作成 販売価格 :1,050円(税込)
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